『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

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CAD(Fusion 360)でプラモデル作成 ~作ったデザインを、STLデータに保存する~

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CAD(Fusion 360)でデザインしたデータを、STLファイルというデータに保存する方法を紹介します。

STLファイルとは、スライサーの作業で必要なデータのことです。

 

Fusion 360STLデータを作る方法は、2つあります。

1つ目は、「ボディ」を1つずつ分けて保存する方法です。

もう1つは、「ボディ」をまとめて保存する方法です。

 

それぞれの方法について、説明していきます。

 

 

Fusion 360STLデータの保存方法 その①

ここで紹介するのは、「ボディを1つずつ分けて保存する」方法です。 

例として、以下のようなデザインを作りました。

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 では、このデザインのSTLデータへの保存手順を説明します。

 

【手順】

  1. 画面左のタブから、保存したい「ボディー」を選んで右クリックする。

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  2. STL形式で保存」を選択する。

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  3. 画面に小さいウィンドウが表示されます。

    各設定はデフォルトのまま、「OK」を押下する。

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  4. ファイルの保存先を選択する。(ファイル名も入力します。)

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    保存を押下したら、STL形式での保存が完了です。 

 

保存先のSTLファイルを開いてみると、ちゃんとデザインした造形物が表示されました。(※「Print 3D」というアプリで開いています。)

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以上でボディを個別に保存する手順の説明を、終わります。

 

Autodesk(オートデスク)

 

Fusion 360STLデータの保存方法 その②

今度は、「ボディをまとめて保存する」方法です。

以下のデザインは、チェーンの形状になっています。

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 このデザインは1つ1つの鎖が別々になっていて、「ボディ」がそれぞれ分けられています。

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このような複数のボディーを、1つのSTLファイルとして保存する手順を説明します。

 

【手順】

  1. 「ツール」をクリックする。

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  2. 「メイク」をクリックする。 

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  3. 「3Dプリント」を選択する。 

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  4. 下図のような、ウィンドウが表示されます。 

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  5. 画面左上の「ボディ」をクリックする。(個別に分かれているボディの方ではない)

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    画像のようにボディ全体が、青く表示されればOKです。

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  6. ウィンドウの「3Dプリント ユーティリティに送信」のチェックを外す。 

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  7. チェックを外すと、このような画面に変わります。 

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    そのまま「OK」をクリックする。

     

  8. あとは、保存先とファイル名を決めて保存すれば、完了です。 

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こちらも、保存したSTLファイルを開いてみます。 (※「Print 3D」というアプリで開いています。)

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ちゃんと複数のボディが、一緒になって保存されています。

 

 

STLファイルを、スライサーソフトで読み込む

上記の手順でSTLに保存したファイルを、スライサーソフトで読み込んでみます。

ちなみにスライサーソフトとは、3Dプリンターで印刷設定をするためのソフトです。 

 

今回説明するスライサーソフトは、NOVA3Dというメーカーの「NovaMaker」というソフトです。

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【手順】

  1. 保存したSTLのファイルを「NovaMaker」の画面内に、ドラック&ドロップします。

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  2. デザインした造形物が「NovaMaker」の画面に表示されれば、読み込みが完了です。 

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今回紹介した「NovaMaker」の詳しい使い方を知りたい人は、こちらの記事を参照ください。

 

以上が、Fusion 360で作成した3Dデザインを、STLファイルで保存する方法(+「NovaMaker」でSTLファイルを読み込む方法)でした。 

3Dプリントに興味のある人は、この機会に始めてみましょう。

 

終わり。

 

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