3Dプリンターで、プラモデル用の武器・武装を作る 【ヴェールの武装:その③】
「ヴェール」の製作を進めていきます。
前回は、ヴェールのチェーン部分の修正をしました。
【前回の記事】
では、始めていきましょう。
聖剣の修正ポイント
前回の記事でもチラっと見せましたが、修正した聖剣のデザインがこちらです。
この剣は、2つのパーツに分かれています。
下の図のように回転することで、どの角度で持っても刃の向きを調整することができます。
2つのパーツは、別々に分けて出力するのではなく、下図のように組み合わせた状態で出力します。
【スライサーソフトの設定画面】
3Dプリンターで出力
今回は別でデザインしたパーツも一緒にまとめて、出力しようと思います。
聖剣は、2本だけ出力します。(本当は4本必要ですが、テスト出力だから。)
そして、出力したのがこちらです。
剣の持ち手部分には、3ミリのプラ棒を使います。
すき間から、プラ棒がチラ見えするデザインにしました。
1つ、失敗点があります。
それは、2パーツに分けて回転するはずだったのですが、見事にくっついていました。
原因はパーツ同士のすき間が少なすぎて、3Dプリンターで造形しきれなかったのだと思います。
最低でも2パーツのすき間は、1ミリ以上あった方がよかったかなと思います。(実際のパーツのすき間は、0.5ミリくらい。)
2本ともくっついていたので、少し残念でした。
組み立て
失敗はありましたが、他の造形は問題なく出力されていたので、とりあえずヴェールと組み合わせてみようと思います。
【前回作成した「ヴェール」の装備】
チェーンでつながれている武器の持ち手と、今回作成した剣を接続します。
あと2本の剣が足りませんが、とりあえず組み立て完了です。
台座は少し見栄えが悪いですが、こんな感じでセットします。
メガミデバイスに、装備させてみます。
何枚か、アクション。
まずは、聖剣のみで。
次は、「ヴェール」と組み合わせた状態で。
剣の部分にも持ち手があるので、違う角度で剣を持つことができます。
他にもギミックがあって、剣を足先に装備することもできます。
既存の足パーツを外して、足首の軸に剣を装着させます。
足に装着すると、こんな感じになります。
グレーでわかりづらいですが、足の形の造形があるので装着しても違和感が無いようにしました。
足蹴り。
この状態だと両腕が空くので、武器を持たせてもいいですね。(ボリュームが凄い )
剣が4本あれば、両方の手足に装備して4刀流みたいなことができます。
もはや「ヴェール」ではない「何か」を装備しているようにしか見えないです。。。(笑)
(塗装したら、ヴェールを身に付けた花嫁っぽく見えるかな?)
今回は、ここまで。
次回は、残りの2本の剣も出力して、完成したものをお見せしようと思います。
(もしかしたら、塗装に挑戦するかも。)
以上で、聖剣の修正についての説明を終わります。
【続きの記事は、こちら】