3Dプリンターで、プラモデル用の武器・武装を作る 【SAOキリトの双剣:その①】
今回はソードアートオンラインという作品で、主人公が持っている双剣を作って見ようと思います。
(画像の参照元:https://cdn.img-conv.gamerch.com/img.gamerch.com/sao-cr-wiki/wikidb_img/1474698421.jpg)
3Dプリンターで出力したのが、こちらです。
では、完成までの流れを紹介します。
剣の3Dモデリング作成
立体物のデータを作るために、CADソフトを使用します。
【手順】
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最初に、剣の形をざっくりスケッチしていきます。(CADソフトは、Fusion 360を使っています。)
この段階で『押し出し』を使って、立体物の全体のバランスを確認します。
剣の長さはフィギアのサイズに合わせて、7センチくらいにしています。
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全体のバランスを整えたら、今度は細かいデザインをスケッチしていきます。
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スケッチができたら、こちらも『押し出し』を使って、立体にしていきます。
ちなみに押し出す時は、モールドごとに別々のパーツ(ボディ)に分けておきます。そうしないと次の工程の『面取り』で、モールドが造形できないからです。
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『面取り』をしていきます。『面取り』とは、立体物の角を落とす処理です。
下図のように全体的に『面取り』をすることで、剣らしさが増します。
これで、1本目の剣は完成です。
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残りの1本も基本的な作り方は一緒なので、ざっくり紹介します。
スケッチを描いていきます。
こっちの剣の方が、デザインが複雑です。
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部分ごとに『押し出し』を使って、立体感を出します。
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『面取り』を使って、角を削っていきます。
完成です。
2本とも、出来上がりました。
3Dプリンターで出力・アクション
3Dプリンターで、出力しました。
少し薄いですが、細かいモールドも造形されています。
ではフィギアに持たせて、ポーズをとらせてみましょう。
剣のサイズも、ちょうどいいかも。
双子にも、持たせてみました。
双子は、何を持たせても独特な世界観を感じられます。
剣の出来については、満足です。
3Dプリンターは、こういうアニメやゲームの武器を立体化できるのが魅力の1つです。
この他にも色々と武器は作っているので、関連記事もよければチェックしてみて下さい。
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今回は、ここまで。
次は、鞘の部分も作って見ようと思います。
以上で、キリトの双剣についての記事を終わります。