【ゾイド HMM】 セイバータイガー リパッケージVer.のレビュー
初期のゾイドは、懐かしいな。
ガシガシ可動するゾイドで遊べるのは、嬉しいね。
今回は、HMMセイバータイガーのレビューです。
初期のゾイドはアニメをリアルタイムで見ていたのですが、ライバルのレイヴンが最初に乗っていたゾイドがセイバータイガーでした。
そのセイバータイガーを、細かいディティールと広く可動するプラスチックモデルとして作れるのがHMMシリーズです。
シリンダー可動のギミックや動力パイプのディティールなどが、素晴らしいキットとなっています。
では、レビューしていきます。
1. 各部の紹介
このセイバータイガーは金色のシリンダーが各部に造形されており、首の上と腕の付け根のシリンダーは可動に合わせて伸縮するギミックがあります。
見えづらいですが、腕の付け根のシリンダーはこんな感じです。
シリンダーは金と銀のメッキで塗装されており、見栄えがいいです。
胴体は軟質素材の動力パイプが接続されており、胴体をひねると動力パイプも一緒に曲がります。
口の中は、牙と口の裏が別パーツになっていて、色分けが素晴らしいです。
最近のHMMでは下の口の中が色分けされていないキットが多かったので、初期のHMMキットの色分けは気合が入っていると思います。
真横から。
今回は、墨入れをしていきます。
まだ完成していませんが、軽くポージング。
可動範囲が広いので、胴体を上に沿ったポーズも楽にできます。
胴体の裏側はこんな感じ。
シリンダーや動力パイプ以外にも、メカらしいディティールの情報量が多いです。
2. アクション
それでは、何枚かアクション。
武装の無い状態で。
相手を威嚇するポーズがよく決まります。
武装状態で。
シールドライガーとは対照的に、攻撃に特化した武装が多いです。
カラーリングもシールドライガーは青色なので、まさにライバル機って感じがします。
後ろからも。
やっぱディティールが細かくて、見ていて飽きないです。
上から。
胴体は、横に曲げることもできます。
正面から。
口の中もちゃんと色分けされていて、いい感じです。
牙はかなり鋭くなっているので、手に刺さらないように注意しましょう。
背中のビーム砲は、軸で好きな向きに回転できます。
足を広いたり閉じたりできるので、いろんなポーズが付けられます。
最近作ったライガーゼロと並べてみます。
シールドライガーも欲しくなっちゃいますね。
ライガーゼロは完成度が高いキットですが、セイバータイガーの可動の優秀さも負けていません。
アクションは、以上です。
3. 気になった点
次に、気になった点をまとめていきます。
①接着剤は必要
初期のHMMによくあることですが、接着剤は用意しておきましょう。
パーツのはめ合わせが悪くてすき間が出てしまう箇所や、接続が甘くて外れてしまう部分があります。
特に前脚のヒジの部分の関節が、動かしているとパーツが外れてくるので接着したほうがいいです。
ただ、いきなり接着剤で付けていくよりも、接続ピンをカットして後で分解しやすいようにしてから仮組して、接着が必要な個所を見極めていくほうがいいと思います。
手間はかかりますが、その方が接着剤の付け忘れがあってもパーツの分解ができます。
②爪の配置が気になる
セイバータイガーの足先は前後で同じ形状なのですが、4本の爪の内、真ん中の2本が中心に寄りすぎている気がしました。
宣材写真では爪は4本とも均等に開いているので、少し気になりました。
③前足の付け根のシリンダーが抜けやすい
前足を大きく動かしていると、たまに内部のシリンダーが外れてしまうことがありました。
もし胴体を接着剤で付けている場合は、シリンダーを再び付けなおすのが大変なので、抜けにくくするためにあらかじめシリンダーの軸を接着剤で太らせておいた方がいいかもしれません。
気になった点は、以上です。
色々と気になる点も挙げてきましたが、丁寧に組み立てれば満足のいく仕上がりになります。
接着剤を使えばストレスなく可動させることもできるので、初めてHMMを買う人にはオススメしづらいですが、何体目かに購入する人にとってはオススメです。
いつか、シールドライガーと並べて飾ってみたいです。
以上で、HMMセイバータイガーのレビューを終わります。
興味のある人は、購入してみて下さい。
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