『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

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FANTASY GIRLS CF02 リリーベル ( LIRLY BELL ) レビュー その①【国内産に負けない可愛さとクオリティー】

今回は、中国メーカーから発売されている美少女プラモデルを紹介します。

『FANTASY GIRLS リリーベル ( LIRLY BELL )』という商品名です。

前々から海外の美少女プラモデルには興味があったのですが、「可愛くなったな」と思ったので購入してみました。

では、レビューをしていきます。(今回は、素体までをレビューします。)

 

 

1. 内容物の紹介

箱からランナーを取り出すと、こんな感じ。

凄い量のランナー数です。組み上げるのに時間がかかりそうです。

今回は素体だけレビューして、次回は武装類と支援メカをレビューしようと思います。

 

それでは、各部パーツの紹介から行います。

フェイスパーツは4つの表情と、表情無しパーツが4つで、計8個付いてきます。

国内産の美少女プラモデルよりも比較的種類が多いので、これは嬉しいです。

国内産のフレームアームズガールのフェイスパーツと比較。(真ん中が今回の)

このキットは顔が小さいわりに、瞳のサイズが大きすぎる気がします。

ですが顔の出来は今までの海外メーカーのキットと比べ、かなり可愛くなっていると感じました。

このクオリティーなら、国内産にも負けない可愛らしさがあります。

タンポなしフェイスパーツが4つも付くので、水転写デカールを使って自分好みの顔を作ることも可能です。

瞳の水転写デカールも付属します。(あとマーキング用のデカールも付属)

 

続いて胸部パーツの紹介。

武装状態の胸部パーツは、11パーツもあります。

パーツ数が多いだけあって、組み立てるとかなり色分け再現されています。

素体状態の胸部パーツと比較すると、こんな感じです。

こっちが素体の胸部。

こっちが武装状態の胸部です。

ちなみに胴体の関節構造はメガミデバイスに似ていて、肩を前方に向ける可動があります。

 

次に素体のお腹のパーツです。

このパーツが、結構特殊な感じで、、、

素体状態は背骨が透けて見えるデザインです。(これは好みが分かれそう。。。)

でも、武装状態の普通のお腹パーツも付いているので安心してください。

素体状態のお腹を付けてみると、こんな感じ。

外側の透明のパーツは、軟質素材で柔らかい質感です。

 

素体の手足もロボットのようなデザインになっていて、人の生身っぽさはありません。

足の作りは凝っていて、膝を曲げるとシリンダーが可動するギミックがあります。

(※シリンダーは白く塗装しました。)

手足のクリアパーツはピンクと青の二種類から選択できます。

今回は左右でピンクと青に分けて使ってみました。

(どちらも左右分のパーツが付属しています。)

このキャラクターはアンドロイドだと割り切れば、この状態でも違和感を感じないかもしれませんね。

 

あと、お腹パーツは白と肌色のパーツを選んで組むことができます。

白と肌色を反転したのがこちらです。

パケ絵はこっちなのですが、せっかくなのでお腹は逆の色合いで組んでみました。

お腹のジョイントは1つしか無いため、どちらかしか選べません。

(ちなみに、これが照れているっぽい表情パーツです。)

 

2. アクション

それでは、何枚かアクション。

足はシリンダーの伸縮もスムーズですし、ディティールも細かいです。

一部関節は調整しましたが、全体的に緩すぎる部分は無くて動かしやすかったです。

後ろから。

メガ〇デバイスの関節構造に酷似しているため、良く可動すると思います。

足や胴体もそれなりに可動するので、膝立ちポーズも自然に決まります。

ハンドパーツはピースサインもあるので、ポージングの幅が広がります。

ピンクつながりで、仮面ライダーエグゼイドと並べてみました。

色合いがいい感じにマッチしている気がしますが、もう少しスケールが小さい方がいいバランスかもしれません。

 

ライダーキック。

別のキャラクターも、ライダーキック。

差し替えで、ウサギの耳を取り付けてみました。

バニーガールという事もあり、ウサギの耳を付けるとそれっぽく見えます。

うさ耳とツインテールつながりで、フレームアームズガールと比較。
同じ髪型と装飾品ですが、それぞれ個性があっていいですね。

関節の構造が酷似しているメガミデバイスと比較。

各部位の大きさは同じですが、このキットの方が手足が長いため背が高くなっています。

 

3. 組み立て動画

ザックリと素体までの組み立て動画を撮影しました。(一部の組み立ては割愛しています。)

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【総評】

気になった点は、関節が固すぎる部分があることです。

少しでもキツイなーと思った接続部は、軽くヤスリをかけて調整しましょう。

 

あと、アンダーゲートの処理に時間と根気がかかります。

じっくり時間をかけて組み上げていきたい人におすすめのキットです。

海外製のキットですが、はめ合わせがかなり悪いなどの目立った箇所はありませんでした。

 

次にデザインに関してです。

顔は昔の中華系キットに比べれば、かなり可愛らしくなりました。国内産と比べても劣らないくらい良い出来です。

目が少し大きすぎる点だけが、惜しいかなと言ったくらいです。

顔に関してはタンポなし顔パーツが4つ付いているので、自分の好きな水転写デカールを使って好みの顔を作ればいいと思います。

素体の機械的な手足や胴体は好みが分かれそうなデザインではあるものの、こういう新しい試みをするのは良い事だと思います。

アンドロイドのキャラクターという設定であれば、違和感はありませんし。

 

武装のデザインや色分けも国内メーカのキットに負けないくらい気合が入っていました。

パーツによる色分けもデザインも良くて、クオリティーが高いと感じました。

今回は、ここまで。

次回の記事では、武装パーツを組み立ててレビューしていこうと思います。

 

【購入される人は、こちら】

【続きの記事は、こちら】

timao.hatenablog.com