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Fantasy Girls ハーピィ(Harpy)の素体をレビュー(NUKE MATRIX)【新素体の出来もいいぞ!】

今回は中国メーカーの美少女プラモデル、『核能矩阵(NUKE MATRIX) Fantasy Girls』シリーズから『Harpy』のレビューをしていきます。

 

NUKE MATRIXの美少女プラモデルは、個人的に中華キットの中では1番クオリティーが高いと思える素体なので、新作を楽しみにしていました。

箱の大きさは結構デカい。

パッケージ絵が美少女の顔が無いのは、珍しい。(武装状態の頭は完全にマスクで覆い隠しています。)

 

では、レビューをしていきます。(レビュー動画のリンクも記事の最後の方に紹介していますので、チェックしてみて下さい。)

 

 

1. 内容物の紹介

まずはランナーの紹介から。相変わらず中華キットのランナー数は、エグい量ですね…(多すぎ。)

キットに使用するクリアパーツはレッドとオレンジの2色ついてきます。

好きな方を選んで組み立てる選択式です。

あとは腰部の前方のパーツですが、ディティールが有るのと無いのとで、選択式です。

どこがどうなっているなどと詳しいことは言えませんが、このディティールを造形した美プラに初めて出会いました。

フェイスパーツは、5つも無地のものが付属します。(デカール貼り放題ですね。)

タンポ印刷がされているフェイスパーツは、3種類付属します。

では組み立てた素体が、こちら。

横。

後ろ。

造形やデザインも海外メーカーとは思えないクオリティーだと思います。

髪の造形も細かいし、キリっとした目つきで綺麗な顔立ちです。

ただ、頭部に関して一点気になる事が、、、

それは裏から見ると後頭部に髪の毛がない事です。

これは角度によっては、気になると思います。

なので自分の場合は後頭部と髪の毛の裏を、暗い色のマーカーで塗りました。

近くで見ると塗ったのがバレますが、遠くから見る分には塗った方が違和感がでません。

ボディーに関しては過去のシリーズの素体から新しくなっています。

肌色パーツの色分けも細かいですし、デザインもいい感じではないでしょうか。

(※ただし、前のシリーズまで導入されていた肩の引き出し関節はオミットされています。)

太ももは水平よりも上げることができて、手足の可動も柔軟なので立膝もできます。

前のシリーズの素体では、メ〇ミデバイスのマシニーカ構造にそっくりだと言われていたので、胴体を新規設計したのでしょうか?

 

前作の、リリーベルと比較。

【リリーベルのレビュー記事は、こちら。】

リーベルは可愛い系でしたが、今回のハーピィーはクールな顔立ちになっています。

手足は色違いだけかと思いましたが、クリアパーツの形状が少し変わっていました。

 

フェイスパーツの紹介です。まずは通常顔。

次は怒り顔です。

これは、ダメージ顔です。

あとハンドパーツでは、ピースしている手も付属します。

ただ、フェイスパーツに笑っている顔が無いので、似合いません(笑)

水転写デカールを張ってオリジナルのフェイスパーツを作った方がいいかもしれません。


次に、アクションを取らせていきます。

 

2. アクション

それでは、素体をガシガシ動かしていきます。

足回りの可動も柔軟で、キックしているポーズもしっかり出来ます。

マシニーカ構造のように肩の引き出し関節はありませんが、それでも肩回りは良く動くと思います。

胴体は小さいパーツが多かったですが、その分色分けが細かくてクオリティーが高いです。

パーツのはめ合わせも、前作のリリーベルよりパーツの精度が上がっている気がします。

手持ち武器の銃も組み立ててみました。

逆手で持つタイプの銃は、珍しいデザインです。

付属するディスプレイスタンドもしっかりした作りで良いです。(ただ国内の美プラの軸には合わないため、改造しないと使えません。)

武器の持ち手は、ガンプラや他のキットの武器も問題なく持たせられます。

肩の引き出し関節は無いですが、しっかりと両手持ちさせることもできます。

前作のリリーベルと一緒に。

付属のディスプレイスタンドはリリーベルのものと一緒なので、連結させることもできます。

それぞれ違う良さがあって、どちらも良い。


下からのアングルは素晴らしいですね(笑)

 

 

3. レビュー動画

レビュー動画もよければチェックしてみて下さい。

www.youtube.com

【総評】

素体までを組み立てた感想です。

まずは組み立てやすさに関して、前作のリリーベルよりもパーツの精度がさらに上がって、より組み立てやすいと感じました。

特に胴体は細かいパーツ分割だったのですが、はめ合わせが悪いところも無くてよかったです。

ただ相変わらず中華キットはアンダーゲートが大量なので、パーツの切り出しとゲート処理に時間がかかります。

可動に関しては、新規設計された素体でしたが充分動きます。

股関節の可動は少し癖があって斜め下に軸が伸びているため、太ももを上げたときに足が斜めに上がってしまいます。

ただ可動範囲が制限されるわけではないので、アクションを取らせる分には問題なかったです。

見ていただいた通り、国内キットにも引けを取らないクオリティーの素体でした。

デザインが好みだと思った人は、武装のパーツ量はかなり多いですが一度買ってみてはいかがでしょうか。

 

レビューは以上です。

【続きの記事は、こちら。】

 

【購入される人は、こちら】

おわり。