自作ゾイドワイルド ~足を作る①~
今回は、ゾイドの足を作っていこうと思います。
胴体が複雑だった分、こっちの足はシンプルな構造です。
では、製作工程を見ていきましょう。
前足の造形
今回の製作工程はいつもと違い、パーツを組み立てた状態で造形していきます。
(いつもは、パーツをバラバラに造形していました。)
この方が、「位置固定ジョイント」を使えると思ったからです。
また、足の寸法はデザインしながら調整していくため、前足が完成してから後足のスケッチをやろうと思います。
【手順】
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いつも通り、足のスケッチを描いていきます。
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「押し出し」していきます。
丸いパーツは、面取りして立体感を持たせました。
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そして残りの部分を、「面取り」します。
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次に、足で使うポリキャップを造形します。
今回使用するのは、2種類の形のポリキャップです。
アーマーパーツの取り付け部と、ひじの可動箇所にポリキャップを設置していきます。
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「シェル」を使用して、裏面を肉抜きします。
二の腕の部分は、完成しました。
可動箇所の作成
ひじの可動箇所の造形を、行います。
組み立てた際に、可動部のすき間からポリキャップが見えないように工夫します。
【手順】
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ひじのポリキャップを覆うようにガードパーツをスケッチしていきます。
「押し出し」するとこんな形。
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足の下も,、造形していきます。
まずは、「押し出し」をします。
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そして、「面取り」もします。
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先程と同様に「シェル」で裏面をくりぬいたら、足首の根本にもポリキャップを造形します。
(パーツをはめ合わせるダボ穴も、パーツの裏側に作りました。)
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「ミラー」で、反対側のパーツも複製します。
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足の下部は真ん中でモナカ割りにすると、先程作ったひじの可動部が別れてしまい、組みづらくなってしまいます。
なので、まずは「オフセット平面」で真ん中から少し上にずらした面を作ります。
「ボディを分割」で先ほどの面を指定してボディを分けると、このように分割線が少し上にずれました。
これでひじの関節パーツを避けて、分割することが出来ました。
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パーツの接続イメージは、こんな感じです。
(分かりやすくするために、各パーツに色を塗りました。)
関節のポリキャップが、隠れる感じになっています。
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あとは、二の腕のパーツも「ミラー」で反対側を複製して、、、
裏面に胴体と接続するためのボールジョイント軸を造形します。
これで、前脚のデザインが完了しました。
今回は、ここまで。
以上で足の造形の説明を、終わります。
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