『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

誰でもオリジナルのプラモデルを作成できると証明したいブログです。

自作ゾイドワイルド ~足を作る②~

f:id:o-atsushi:20201212120341j:plain

前回に引き続き、足の製作を進めていきます。

これが完了すれば、全ての部位のデザインは出来上がります。

(微調整は残ってるけど。。)

 

 

1. 前足を参考に、後足も作る

f:id:o-atsushi:20201212120605j:plain

後足のデザイン工程は、前足とほとんど変わりません。

でも後ろ足は少し太めに作りたいので、前足のスケッチをベースに修正していきます。

 

【手順】

  1. 前足のスケッチを、隣にコピーします。

    f:id:o-atsushi:20201212112210j:plain

    各部位をちょっとずつ、以下のように修正しました。

    f:id:o-atsushi:20201212111540j:plain

     

  2. あとは、前足と同様に「押し出し」と「面取り」を使って、立体的な造形にしていきます。

    f:id:o-atsushi:20201212112352j:plain

     

  3. ひじ関節の接続部も、前脚と同様に作ります。

    f:id:o-atsushi:20201212112717j:plain

     

  4. 「ミラー」して反対側のパーツを複製し、パーツ裏側のダボ穴も造形して完成です。

    f:id:o-atsushi:20201212113011j:plain

     

 

「位置固定ジョイント」で、パーツを可動させる

f:id:o-atsushi:20201212120204j:plain

パーツの造形が終わったので、「位置固定ジョイント」を使って組み立てていきます。

以前作った「手」のパーツも別ファイルから取ってきて、組み立てていきます。

 

ちなみに、普通の「ジョイント」と「位置固定ジョイント」の違いは、「位置固定ジョイント」の方が可動箇所の選択が楽です。 

 

【手順】

  1. これが手のデザインです。2個用意しておきます。

    f:id:o-atsushi:20201212113722j:plain

     

  2. データパネルから、手のファイルを右クリックして「現在のデザインに挿入」を選びます。

    f:id:o-atsushi:20201212113751j:plain

     

  3. 足のパーツにかぶらないように、手のパーツを移動させて配置します。

    f:id:o-atsushi:20201212114251j:plain

     

  4. 部品が揃ったので「位置固定ジョイント」でパーツをくっつけていきます。

    肘と足先の可動は「回転」、それ以外は「剛性」を使いました。

    f:id:o-atsushi:20201212114959j:plain

     

  5. 肘と足先の可動は、こんな感じです。

    f:id:o-atsushi:20201212120154j:plain

    f:id:o-atsushi:20201212120204j:plain

     

  6. 「位置固定ジョイント」が完了したら、「ミラー」を使って反対側の腕も複製します。

    オプションのタブから「コンポーネント」を選択して2本の腕を指定します。

    f:id:o-atsushi:20201212120341j:plain

    (「ミラー」しても、「位置固定ジョイント」の設定は反映されないです。)

    なので、反対側の腕も「位置固定ジョイント」でくっつけていきましょう。

 

これで、前足と後足のデザインが完了しました。

次回は、今まで作ってきたパーツを全て「ジョイント」使って組み立てていこうと思います。

 

今回はここまで。

以上で、足の説明を終わります。