『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

誰でもオリジナルのプラモデルを作成できると証明したいブログです。

3Dプリンターで、プラモデル用の武器・武装を作る 【ヴェールの武装:その④~完成編~】

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今回は、3Dプリンターで製作した武装の塗装を行って、仕上げていこうと思います。

【前回の記事は、こちら】 

そしてTwitterで開催されたコンテストに、完成した作品を応募しました。

 

 

塗装の説明

前回の続きとして、残りの2本の銃剣も3Dプリンターで出力しました。

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剣の根元のリング部分を回転させる予定でしたが、1パーツ構成の固定モデルに変更しました。

 

では塗装のステップを、説明していきます。

【塗装のステップ】

  1. 全体を軽くヤスリがけ
  2. サーフェイサーで表面をコーティング
  3. ラッカー塗料で筆塗り
  4. 墨入れ
  5. トップコート

それぞれについて、説明していきます。

 

【手順】

  1. まずは塗料が付着しやすいように、表面を軽くヤスリがけします。

    ヤスリには紙製の物や金属製の物がありますが、パーツを削りすぎないように800番の紙ヤスリを使用しました。 

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  2. 次に「サーフェイサー」を吹いていきます。

    サーフェイサーとはグレーや白色のきめの粗い塗料のことで、塗装をする前に吹きます。

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    サーフェイサーを吹く理由は塗りたい色の塗料の付着を良くするためと、表面の傷を発見するためです。

    明るい色で塗装をする際は、白いサーフェイサーがいいです。

     

  3. 自分が決めた色の塗料で、パーツを筆塗りしていきます。

    使用する塗料は「ラッカー塗料」と呼ばれるものです。

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    この塗料を使用する場合は、専用の「薄め液」と呼ばれる液体も必要になります。

    薄め液は、塗料に少量混ぜることで厚塗りを防いだり、筆を洗浄したりする役割があります。

     

  4. 次は、「墨入れ」です。

    墨入れとは、パーツに黒いラインを入れることです。  

    墨入れには黒い塗料と、黒い塗料を落とすための洗浄液を使用します。

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    まず、黒い塗料をパーツの溝に塗っていきます。その後に周りにはみ出た塗料を洗浄液を染み込ませた綿棒でふき取ることで、溝の部分だけに黒いラインが残ります。

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    墨入れを行うとパーツの情報量が増えて、見栄えが良くなります。

     

  5. 最後に、仕上げの「トップコート」を吹いていきます。

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    トップコートとは、塗装したパーツの質感を変えたり、塗装がはがれないように守ったりする役割があります。

    今回購入したトップコートの種類は、「つや消し」です。

    つや消しは、パーツの表面が光に反射してテカッってしまうのを防ぎます。

     

他のパーツも同様の手順で塗装しました。

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以上が、塗装のステップです。 

 

 

組み立て・アクション

剣とチェーンとの接続は、透明なプラ棒を使います。

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台座にセットすると、こんな感じです。 

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メガミデバイスに装備させてみました。

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では、何枚かアクション

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足にも剣を装備して、四刀流にします。

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チェーンが少し短くて、足が少し動かしづらかったです。 

もっと長めにデザインしておけばよかった。

 

 

コンテストに応募 

今回製作したこの作品で、コンテストに応募しようと思います。

参加するコンテストは、「うみんちゅ杯プチ7」です。

 

Twitterでプラモデルの画像を投稿して、応募します。

ポーズ画像を4枚貼って以下のようにツイートしたところ、大会の主催者のうみんちゅさんから、嬉しいコメントをいただきました。

確かに、ガンダムSEEDイージスガンダム武装に似ています。

(無意識にイージスガンダムの影響を受けて、デザインしていたのかも。)

 

初めての塗装で苦戦しましたが、作品を完成させることができてよかったです。

 

今後CADで3Dデザインをする際は、色分けしやすいような造形やパーツ分割を考慮して製作していこうと思います。

 

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以上で、「ヴェールの武装」の説明を終わります。

 

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