『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

誰でもオリジナルのプラモデルを作成できると証明したいブログです。

自作ゾイドワイルド ~デザイン編~

f:id:o-atsushi:20201030105217j:plain

今回は、作成するゾイドのイメージイラストを描く工程と、造形する立体物のサイズ感を決める作業をします。

 

【今回やること】

  • 完成のイメージ図を描く
  • CAD(ソフトはFusion 360)のスケッチ機能で、サイズ感を決める

  

では、やっていきます。

 

 

1.イメージ図のデッサン

f:id:o-atsushi:20201030110614j:plain


とりあえず手書きでデザインします。

 

デザインの参考にするのは、タカラトミーさんのゾイドワイルド発表会で披露されたコンセプトモデルです。

f:id:o-atsushi:20201028154836j:plain

(コンセプトモデルは、市販ゾイドの骨格形態のベースです。)

【画像の参照元の動画】

www.youtube.com

各部位にシリンダーが内蔵されていて、メカメカしくカッコイイです。

(自分は鉄血のオルフェンズガンダムフレームも好きだったから、こういうデザインはストライクでした!)

 

しかし、実際プラモデルでシリンダーを実現するとなると細かいパーツ分割が必要です。

小さなパーツを3Dプリンターで印刷できるか不安だったので、今回は1番大きな腹部のシリンダーのみ再現してみようと思いました。

(デザインしたり、パーツ分割考えたり、寸法を計算したりするのが面倒だった!!)

 

描いてみたのが、以下の絵です。

f:id:o-atsushi:20201028154419j:plain

 

胴体は大きく分けて、2パーツ構成です。

f:id:o-atsushi:20201030111915j:plain

2つの胴体は、ボールジョイントとシリンダーの2点で接続します。

ボールジョイントで胴体を反ったり内側に曲げたりすると、シリンダーもその動きに沿って可動するように設計します。

 

1番重量のある胴体パーツをボールジョイント1つだけで支えると、保持力の面で不安があるので、シリンダーで補強できてよかったと思います。

 

 

2.サイズの寸法を決める

次に、全体のサイズ感をざっくり決めます。

個人的にガシガシ動かせて遊びやすいサイズ感にしたいと思っているので、市販のゾイドよりも小さめにしていきます。

 

大きさは以下の通りにまとめました。

  • 全長:約20センチ (頭から尻尾までの長さ)
  • 胴体の長さ:約10センチ
  • 全高:約10センチ
  • 厚み:7~9センチ

 

シャープペンで書いたので見えずらいですが、デザインした紙にサイズを記入していきます。

f:id:o-atsushi:20201030113902j:plain

 

次に、サイズ感をイメージしやすくするために、CAD(Fusion 360)でザックリスケッチしていきます。

f:id:o-atsushi:20201030112227j:plain

実は頭部に関しては、先にデザイン済みでした。

この頭部に合わせて、胴体を描いていきます。

f:id:o-atsushi:20201030112414j:plain
このサイズ感だと首や胴体が全体的に小さめになってしまうので、少し大きく調整します。

 

f:id:o-atsushi:20201030112430j:plain

全体的に5mmほど大きくしました。

まだ頭が大きめですが、これ以上胴体を大きくすると全体のサイズが大きくなってしまうので、頭部を小さくしようと思います。

 

首や胴体は、このサイズで作業を進めていこうと思います。

 

今回のデザイン編は、ここで終わりです。

 

 

まとめ

作りたい造形物を紙に書いてみたり、寸法を決めておく作業は重要な工程だと思いました。

CADでデザインする時は事前に寸法やデザインがはっきりしていた方が、サクサク進めます。

イメージは頭の中だけでなく絵や数値で目に見える形にしておいた方が、いろんなアイデアが湧き出てくるので大切ですね!