3Dプリンターで、プラモデル用の武器・武装を作る 【ヴェールの武装:その②】
前回はチェーンの新しい武装を、テストで出力してみました。
【前回の記事】
その際に、以下の改善点が挙がりました。
【改善点】
- 銃剣のデザインを、もっとスッキリさせる
- フックの角度や造形を、修正する
- チェーンの造形精度を、もっと上げる
- もうちょっと「ヴェール」っぽく見えるように、形状を変える
今回は、これらを修正していきます。
改善点の解決策
先程の改善点4つに対する対策を、以下の通り実施していきます。
1. 銃剣のデザインを、もっとスッキリさせる
銃剣は持ち手を複数作った結果、ゴテゴテしたデザインになってしまいました。
そこで、持ち手部分が回転するようなデザインに変更しました。
あと、剣の長さが少し短いと感じたので、長さと形状も変えました。
(銃剣は、次回の記事で出力します。)
2. フックの角度や造形を、修正する
前回テストで出力したパーツは、実は寸法ミスで武器の持ち手がフックに引っかからなかったです。(笑)
そこで、持ち手とフックの形状や寸法を見直しました。
【修正前】
【修正後】
3. チェーンの造形精度を、もっと上げる
チェーンのサイズは、前回よりも少しだけ大きめにしました。
そしてチェーンに付けるサポートは、手動で1つ1つ付けていきました。またサポートは前よりも細くして、サポート跡が目立たないようにしようと思います。
4. もうちょっと「ヴェール」っぽく見えるように、形状を変える
ヴェールっぽさを出すために、フレームのカーブの曲がり具合を修正しました。
またフックのパーツと、チェーンがつながれているパーツを逆にして、フレームの曲線がはっきり見えるように変更しました。
以上が、修正した箇所です。
このデザインで、もう一度プリントしてみます。
もう一度、3Dプリンターで出力
プリンターで出力してみました。(今回は1パーツのみ印刷)
サポートを細くしても、問題なく造形できました。
サポートを外して、前回作ったものと比べてみます。
前回のよりも、きれいなチェーンが造形できたと思います。
台座にセットすると、こんな感じです。
では、メガミデバイスに持たせてみます。(銃剣は修正前の物を使います。)
前回よりもヴェールのように、「頭にまとっている感」が出ていると思います。
今回の造形物の出来には、満足しました。
次は、修正した「銃剣」の方をプリントしてみようと思います。
(レジンが無くなったので、購入待ち)
以上で、終わります。
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