目標を計画通りに達成する方法とは?【大切なのは、3つのポイント】
今回の記事は、いつもとテイストを変えて「目標達成」に関する話をします。
と言うのも私は10月中旬ごろに、
「年内までに自分でデザインしたゾイドを、CADを使って3Dモデルで作成する」
という目標を立てました。
ただ当時はCADに触ったこともない初心者だったので、ちゃんと目標を実現するために目標達成のノウハウ本を読んでから取り組みました。
【読んだ本は、こちらです。】
その結果、目標通りにデザインを完成させることはできました。
【完成した3Dデザインの記事は、こちら】
本の内容も踏まえて、「これをやったから毎日コツコツ作業できたのかな」と個人的に思った理由を、3つに絞って話していきます。
結論から言うと、その3つのポイントとは以下の通りです。
- 期限の設定は必要。でも絶対に守るべき期限でなくていい
- 成功した自分を妄想し、次に自分がしたいことを考える
- 前もって挫折ポイントを予想して、対策を考えておく
読者の皆さんが何か叶えたい目標を実現するための、参考になればと思います。
では、それぞれについて詳しく話していきます。
1. 期限の設定は必要。でも絶対に守るべき期限でなくていい
自己啓発本などで、腐るほど「目標の締切り設定は大事だよ」という言葉を読んできたけど、やっぱり締切りは大切だと思います。
なぜなら、その方が締め切りから逆算して「いつ、何をするべきか」に悩まなくなるからです。
計画を考えるのは面倒ですが、もしスケジュール通りに計画が進んでいると気分も上がると思います。
でも、この期限の設定で個人的に重要だと思った点は、以下の2つです。
- ガッチガチに固めたゴールを用意しないこと
- スケジュールは途中で変更してもいい(というか、変更する前提で考える)
こう思った理由は、知らないことに挑戦するのは予定通りには行かないのが普通だからです。
特に初めての分野での挑戦は、何度も壁にぶつかるはず。
「自作のプラモデルを作る」という目標を立てても、
- 「CADの使い方が理解できない」
- 「3Dプリンターでうまく造形できない」
- 「プリンターと使用する素材との相性が悪い」
など、予想できる問題点は挑戦する前から山ほど思いつきます。
なのに期限にこだわりすぎると、問題が発生して「間に合わない」って思った瞬間、やる気が萎えて努力をやめてしまうケースが多いと思います。
だからガッチガチに固めた目標は設定せずに、少しの変更くらいなら許容できる目標を設定しましょう。
「ゴールを途中で変えたら、甘えじゃん」
と思われるかもしれませんが変に完璧にこだわり続けた結果、壁にぶつかって挫折するよりも甘えでもいいから地道に達成に向かって続けられる方が、断然マシだと思いませんか?
自分は1回の計画を完璧にこなせることよりも、サボる日が少しあっても1年間コツコツ努力できる人の方が凄いと思います。
2. 成功した自分を妄想し、次に自分がしたいことを考える
これもよく自己啓発本とかで言われている内容なので、あっさり目に説明します。
挑戦する前に成功した自分がイメージできないとやる気が出ないから、当然の内容と言われれば当然かもですね。
加えて言うなら妄想はより具体的に、そして成功した後の自分まで妄想することです。
成功した後の自分を考えると、イメージがさらに具体化されてモチベーションが上がります。
誰にも見せなくていいので、紙に自分の妄想を書き出してみるのもいいと思います。
ここの内容については新鮮味がないと思う人もいるかもしれません。
ただ重要なことは、次の項目で話す「挫折ポイントを予想して、対策を考える」とこれを、セットで行うことです。
つまり、目標設定は成功した場合も失敗した場合も両方考えるのが良いようです。
では、次の挫折ポイントの説明に移っていきます。
3. 前もって挫折ポイントを予想して、対策を考えておく
計画を立てる際に、挫折ポイントを考える人は意外と少ないのではないでしょうか?
というか、誰もが失敗した時のことなんて、想像したくないと思います。
でも挫折した時になってから対策を考えることと、前もって対策を考えておくことではメンタルの安定に大きな違いがあります。
前もって考えておけば、
- 「こういう挫折が来ても、自分は大丈夫だ」という安心感を持って目標に挑戦できる
- いざ問題が発生した際も、あらかじめ考えておいた対策を実行するだけなので、ストレスが少ない
などのメリットがあります。
目標達成って結局は、自分のメンタルを常に安定し続けることが重要だと思います。
挫折ポイントの例として、自分の「ゾイドを3Dデザインする」という目標で説明します。
挫折ポイントは、以下の2つを挙げました。
【挫折ポイント】
- 自分が作りたいデザインがCADで表現できない
- 可動部分を作ることができない
そして挫折ポイントへの対策は、それぞれ以下の通りです。
【挫折への対策】
- 最悪、四角のブロックで構成された単調なデザインの造形をする。
- 一体成型でデザインして、可動をあきらめる
このような対策を事前に決めておいたおかげで、
「完全なデザインにこだわり続けるよりも、不完全でもまずは全ての部品を作ってしまおう。」
「このデザインが作れないなら、こっちのシンプルなデザインでいいや。」
などの気持ちになり、完璧主義な部分が薄れたと実感しています。
最後に
色々と目標達成のためのテクニックを話してきたけど、ごめんなさい。
最後に1つ大事なポイントを言いたいです。
やっぱり「好きな事に対する目標じゃないと達成できない」と思います。
「ここにきて、当たり前のこと言うなよ。」と思われるかもしれません。
ただ、今回言いたいことは「実はやりたくもない事に、目標設定していませんか?」ってことです。
自分は英語学習も、プログラミングの勉強も、運動も続かなかった。
どれだけ紙に目標や期限を書いてもダメだったのです。
後で振り返ってみると、これらって「周りから見て、やっておいた方がいいこと」だったと思います。
ネットやテレビ、親や先生や上司が「これ勉強しとけ」って言っているのを見て、本当にやりたいと思ってもいないことをやろうとしていたのです。
だからこそ、最後に「本当に好きなことを見つけろ」と言いたです。
自分も含めて何か目標設定をする際は、目の前の目標に対して「それって本当に自分が幸せになるために必要な目標??」って問いかけてみることが必要かもしれません。
1日5分だけでも先ほどの問いを考えてみれば、自分が本当に望む「好きなこと」は徐々に見えてくると思います。
例えば、SNSやネットや動画でキラキラしている成功者と自分を比較して、
金が欲しい
モテたい
美味しいもの食べたい
フォロワーたくさん欲しい
っていう「余計な欲」を抱いてしまいます。
でも実は、誰だって、
料理を作りたい
家族を大切にしたい
動物と触れ合いたい
オリジナルのデザインを立体化したい
などの、「本物の自分の欲求」を持っているはずです。
だから、ゆっくりでもいいので時間をかけて「本物の自分の欲求」を見つけ出し、それに対する目標設定をしましょう。
今回は、ここまで。
以上で、目標達成に関する話を終わります。