『3DCAD』と『3Dプリンター』で、プラモデル自作ブログ

誰でもオリジナルのプラモデルを作成できると証明したいブログです。

自作ゾイドワイルド ~胴体を作る①~

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 頭部、首、尻尾などの割と簡単な部分のCADでのデザインは終わったので、今度は胴体を作っていこうと思います。

 

胴体にはシリンダーを仕込んだり、ポリキャップをはめ込む箇所が多いので、他の部位よりも複雑な設計となります。

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 胴体は大きく分けると2ブロックの構成となっており、今回は前側の胴体(上の図の①)をデザインしていきます。

 

 

胴体のブロックをつくる

 最初は胴体の基礎となる部分を、造形していきます。

【作業の流れ】

  1. まず、寸法などを決めて描いた下図のスケッチ図をもとに、ザックリとしたデザインの立体物を作ります。

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     細かい線が入った部分は、ポリキャップを仕込むための寸法の線です。

     

  2. スケッチ図を立体化しました。 

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    このままのデザインだと、シンプルな見た目ですね。

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  3. 見た目の情報量を増やすために、「面取り」をしてみました。 

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    プラモデルのパーツっぽさが出てきた気がします。

     

  4. 続いて、「シェル」で裏側をくりぬいてみました。 

    胴体はモナカ割の構造で、パーツを左右分割にします。

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    ここまで大した作業をしていないのに、寸法の再調整を繰り返してたら何時間もかかりました。(笑)

     

ひとまず、胴体のベースとなるパーツの造形は完了です。

 

肋骨をデザインする

次は、胴体に肋骨のデザインを追加していきます。

【作業の流れ】

  1.  スケッチで肋骨の尖ったデザインを3本描きます。

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    最初の胴体パーツのスケッチと組み合わせるとこんな感じです。

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    (肋骨のパーツを組み込むために、胴体パーツの寸法を再調整しました。)

     

  2.  これを、立体化します。

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  3.  続いて肋骨パーツの「面取り」をして、ポリキャップを入れるための穴を2か所空けました。

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    徐々にパーツの情報量が増えてきて、いい感じに出来上がってきました。

    今回は、ここまで。

     

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以上で、胴体の進捗の説明を終わります。

 

【続きは、こちらの記事です。】

timao.hatenablog.com