自作ゾイドワイルド ~頭を小さくする【尺度を使う】~
前回、自作ゾイドのサイズ感を確かめるために、CADで全身を軽くスケッチしたところ、少し頭が大きいと感じました。
【前回の記事 ↓↓ 】
デッサンしたイラストと比べても、サイズが大きいことがわかります。
(そもそも寸法決めずにCADで造形したのが、悪いのですけどね 笑)
なので、今回は頭のサイズを小さくします。
これは、「尺度」を使うことで簡単に行えます。
これが、修正前のボディーバランスです。
少々顔が大きいので、小さくしていきます。
(あと、面長な感じがする。。。)
1. 尺度を使う
では、具体的な「尺度」の使い方を説明していきます。
【手順】
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サイズ変更をするボディーを、左上のタブから選びます。
※ボディーの選択は後からでもいいです。(何となく先に選んでおきます。)
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「修正」→「尺度」を選択する。
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「尺度係数(下図の赤い四角)」の値を調整することで、大きさを変えます。
「2」と入力すると、2倍の大きさになります。
ちなみにサイズ変更をするボディーの選択は、「エンティティ(下図の赤い四角和)」をクリックすることでも指定できます。
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今回はサイズを小さくするので、「尺度係数」を「0.85」にします。
少し小さくなりました。
これでOKを押すと、大きさの変更完了です。
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今度は下の顎(あご)のボディーを選択して、再度「修正」→「尺度」をクリックします。
下の顎パーツも同様に、0.85倍小さくしました。
全体のバランスは、こんな感じに変わりました。(首パーツも付けてみた。)
デッサンしたイラストと比べると、まだ顔が大きく感じます。
しかし、小さくしすぎると3Dプリンターの出力ができない可能性があるため、このくらいにします。
「尺度」の使い方は、以上です。
補足
顔は小さくなりましたが少し面長な印象だったので、目の位置を調整してみました。
顔のバランスが良くなった気がします。
あと「尺度」を使う時の、注意点もあります。
【注意】
尺度を使用するとパーツ全体のサイズが変更されるため、もし裏面にダボ穴があるとそのサイズも変わってしまいます。
ダボ穴・ダボ軸などのジョイントパーツの造形は、尺度を含めた全ての造形が完了してからにしましょう。
以上で、終わります。